ウインタープログラム2011 ご報告

更新日時:2012年02月06日

今年も寒い冬でしたが、教室の中は熱い熱い授業が繰り広げられました。そんなウインタープログラムを振り返ってみたいと思います。

 多くの方が既にご承知だと存じますが、アドバンスでは時の中3生を基準にして、○期生と定めております。アドバンスがスタートした10年前に中3生だった生徒が1期生という形になります。
 ということで今年の中3生は10期生ということになります。
 生徒層、集団の雰囲気は同じものは当然なく、今年は○期生の時と似たような雰囲気だなというのはありましても、毎年毎年当然違ってきます。
 10期生の雰囲気と言えば、もともと小学生から在籍してくれた生徒も多く、また特定の中学校からの生徒が多い学年ということもあり、仲の良い雰囲気が漂っています。
 また基本的に真面目な10期生ですから、この1年間、平常授業や土曜補習などでも歴代の中3生のように、塾長や副塾長から雷を落とされるようなことも殆どなく、このウインタープログラムを迎えました。
 また成績層もアドバンス史上1番、2番を争う生徒も在籍してくれておりますので、志望校合格はもちろん、それ以上にトップ合格を目指そうというかけ声で奮起を促したりしています。今年は可能性があるかもしれません。
 それではそんな中3生を中心に、具体的なウイプロを時系列で振り返ります。 
12月23日 小論文面接対策講座 
 中3のウイプロ。メインは入試直前特訓という10日間の授業ですが、それに付随するプログラムも組まれました。
 その1つが推薦入試・特色選抜志望者向けの「小論文・面接対策講座」です。今年はウイプロのスタート日である23日の夜に開講し、小論文のイロハや、面接対策を実施。
 「え~難しい」
 「何書いていいかわからへん」
などという声がこだましていましたが、小論文と作文との違いなどを指導して最初の添削です。
 最近は文章を読む、書くことが大人、子供とも減っており、デジタル化の影響もあり、中々小論文は苦戦していたようです。
 あと20日間しっかりとテーマを考えて、自分の意見をまとめられるように頑張って欲しいと思います。
12月24日公立高校模擬入試
 もう1つは、7年振りに復活させた24日の公立高校模擬入試です。
 これはただの模試ではなく、入試当日(3月12日)と全く同じ時間帯で、同じ服装、同じルールで、模擬入試を行うというものです。
 朝早くから制服着用、弁当持参で、入試と全く同一時間帯でそっくり模試を使用して実施しました。
なぜ入試直前特訓が始まる直前の24日に行ったかと申しますと、入試直前特訓を更に有意義なものにしてもらうため、自分の現在の実力がどこまで通じるのか、できていると思っているだけで実際はできていない単元などもあるということを、生徒自身に体感してもらうためです。
 当然、中3になってから平常授業や土曜補習などでしっかりと学習してきて、定期テストや実力テストも取り、数回受験した外部模試などでも結果が出てきてはいますが、実際の公立入試のそっくり問題でどこまで通用するのかを本人に考えさせるきっかけを作りたかったからです。
 言葉で伝えることは簡単です。これまでも、何度となく生徒たちには伝えています。しかし、言葉だけでは伝わらないのが「経験」というものです。
 模擬入試を、緊張や不安感、またプレッシャーの中で解くことによって普段の実力が発揮できないといった経験ができます。
 また見直しの大切さや時間配分、朝の頭の働き具合などすべてのことを経験できるのです。
 そういった考えのもと、実施したので、生徒たちも普段とは打ってかわって、席につくなり、隣の人と話すこともなく、持ってきた参考書などをめくったりして、完全な疑似体験を緊張感をもってしてくれていました。
 またそこまでの緊張感をもてるようになった背景には、この模擬入試の結果を、アドバンス独自の複数志願選抜の合否判定ラインに当てはめ、ウイプロ初日に仮合否判定を出すということをアナウンスしていたからです。
 当初は公立一般入試と全く同じ合格発表形式で、受験番号を掲示しようかと考えましたが、ウイプロ前の段階であまりにもドラスティック過ぎるということもあり、個々人向けに合否ラインを2種類に分けて配布するという形を採りました。
 この模擬入試で全員合格ができていれば嬉しいのですが、ウイプロ前ですから、そうは問屋が卸してくれません。
 合格最低点だと思われる点数と平均合格点と思われる2種類の判定です。もし保護者の方でご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、お子様に渡しておりますので、ご覧いただければと思います。
 この模擬入試は、ウイプロ前ということもあり、生徒にショックを与えることが目的ではもちろんなく、
 「まだまだ今の実力ではだめなんだな。この冬から本気になって必死で頑張ろう」
 という前向きに気持ちになってもらうために実施をしました。そういった細心の注意を払うために、仮合否判定が芳しくない生徒にもフォローの言葉をしっかりとかけてこの冬を過ごしていったのです。

予想問題を使用した入試直前特訓 
 この後、中3生は、英数国理社の公立高校のそっくり問題を使って、時間を計り、解けない問題を1つ1つ潰していく根気強い学習を続けていきました。
 夜の最終確認講座の時間では、5教科のテキストを各30分で、演習をして答え合わせをし、わからないことを質問するといったスピードとの戦いをしてくれました。
 翌日のフィードバックテストの範囲がこの最終確認講座の範囲なので、この時間で終わらなかった人は自宅に帰ってからも学習をしてくれていたようです。
 中3・高3とも朝10時半過ぎから夜10時前まで10時間目までのウイプロでしたから、少々1日目辺りは疲れていましたが、段々と体が慣れていっていたようでした。
 フィードバックテストは、中3・高3合わせてベスト10を掲示するので、それも大きなモチベーションの一つになったようです。

高3の入試直前特訓
 高3生は入試直前の長時間学習できる最後の機会なので、それぞれの弱点を潰すようにしっかりと頑張ってくれていました。A教室を高3専用として、自学習をそこでも行えるよう配慮しました。
 過去問徹底攻略講座では、多くの過去問を解いて、合格点越えができた大学もありました。その勢いで、本番も頑張ってもらいたいと思います。

中1・中2生・小6生のウイプロ
 中2生、中1生も3コマ授業で普段の平常授業よりは、長くて大変だったと思いますが、3コマ目をiPadを使ったPIO with iPadという授業にしたので、集中力が途切れるどころか、逆に集中力が増すという嬉しい誤算となりました。
 都道府県名、計算力、漢字力、四字熟語力など単純暗記で、自分では中々しにくいものを、iPadはものの見事に覆してくれました。
 小6生も復習だけにとどまらず、どんどん先取りを実施し、中学内容までできている生徒もいたので、また定着しきれていない部分は、復習をして、中学に備えてもらいたいと思います。
 そんなこんなで10日間のウイプロはあっという間に過ぎ去り、受験生を指導できる時間も刻一刻と限られてきてはいますが、最後の最後まで諦めずに、それぞれの志望校に合格できるよう取り組んでいきたいと思います。