塾長コラム

更新日時:2016年03月07日

早いもので3月となりました。

この時期は入試が続き、最後の追い込みをかけてもらいながらも、合格発表が毎日にようにあるという落ち着かない時期となります。

 

そういった中で三者面談を行いながら、非受験生の方々とこの1年間の学習や頑張りなどを振り返り、次の学年に向けての取り組みを一緒に話をし、前向きな面談になるように心がけています。

 

どうしても、できていないことに焦点が当たりがちですが、できていないことばかり大人が集って、子供に話をしてしまうと、せっかく頑張ろうと思っている子どもたちのやる気を削いでしまっては元も子もありません。やはり、できたことをしっかりと認めてあげて、子どもたちの承認欲求を満たせてあげることからスタートすることが大切だと思います。

 

ほとんどの保護者の方が、そのような面談での話をして頂いており、感謝申し上げます。

 

親子関係が良い場合は、やはり面談もうまくいく場合が多いですし、そうでない場合は、親子でお互いに反発が生じているという例も過去にはございました。

 

今までに何百人、何千人の生徒、保護者の方々と面談を行って参りましたが、お子様のやる気を削がずにかといって、保護者の方のお考えをうまく子供に伝えられているなと感心、感動する面談もたくさんございました。

これからもそのような面談の場になれるよう、我々も努力をしていきたいと思います。

 

今月号では、多くの方から寄せて頂いた「ご家庭の声」を掲載させて頂きました。

大変身に余る光栄なお言葉を頂戴し、感激とともに重ねて御礼を申し上げたいと思います。

ご家庭の声などを拝読させて頂きますと、われわれとしては当然と申しますか、当たり前のことをしたり、お話ししているのですが、その言葉などを受け取って頂く保護者の方々にとられては、非常に親身になって頂いたというお声を頂き、そのような何気ないことがそう感じて頂けるとは嬉しいことで、有り難いことだといつも感じます。

そういった意味では、生徒に対しても、保護者の方々に対しても、発する言葉をより慎重に、丁寧にしていく必要があると痛感しております。

お子様が変わっていく様子を喜んで頂いたり、自宅で自ら勉強する習慣がついたことを喜んで頂いたり、面接練習や長文のアドバイスなどを良かったと言って頂いたり、これからまだまだ頑張れば大丈夫ですという言葉に喜んで頂いたり、受験の相談ができると言って頂いたりと本当に有り難いお言葉を頂戴しております。

このご家庭の声は、我々の承認欲求を満たせて頂いております(笑)

 

塾長室にも歴代のお声を掲示させて頂いておりますが、時折、読み直しをさせて頂くと、瞬時に当時の出来来事やエピソードなどが浮かんで参ります。

 

毎年、色々大変なことも多いのは事実ですが、合格で喜んでくれる生徒を見たり、保護者の方から御礼を言って頂けたりする時は1年間の苦労が吹き飛ぶ思いです。

 

これからもお預かりしたお一人お一人の塾生や保護者の方にご満足を頂けるように、我々も努力をし、生徒自身にも変わってもらえるサポートを全力でしていきたいと思います。

 

閑話休題

 

先日もとある方とお話しをしていました所、「中1ギャップ」というお話をお聞きし、確かにそういった現象を感じることがあると痛感しました。

 

小学生の時は、勉強にもあまり困らず学校の小テストなどでも高得点を取っていたお子さんが中学生になった途端、定期テストで信じられない点数を取ってきてしまい、その後、どんどん下降線を辿ってしまうというようなお話です。

 

小学校の教科書内容も脱ゆとりでかなり難易度も上がってはいますが、それよりも中学生、高校生の教科書の難易度が上がり、そのギャップで中1から成績が芳しくなくなってしまうというケースです。

 

中1ギャップも大きな問題ではありますが、我々が一番気になるのは高1ギャップです。

 

中学までと違い、高校は同じ学力層の生徒たちが集い、難易度もスピードも中学までとは段違いに変わっていきますが、それを中学までと同じような学習をしているとあっという間に授業自体がわからなくなってしまい、欠点や留年の危機になってしまうという恐ろしさです。

 

特に定期テスト前だけに勉強していた中学生、学校のワークを丸暗記型でやっていた生徒、短期記憶だけに頼ってしまう生徒などが、この高1ギャップについていけないというケースが多くなっています。

 

高校ではワークだけをやっていれば定期テストが取れるわけもなく、予習科目は予習を、復習科目は復習を毎日の学習の中で積み重ねていかないと本当にすぐに大変なことになってしまうというケースです。

 

3月で卒塾した生徒が、4月1ヶ月の高校の授業でわからなくなってしまい5月に戻ってくるなんていうケースは多くあります。

 

また1学期は何とか受験の勉強の貯金で多少なりともついていったけれども、2学期で欠点がいきなり続出しというケースも多くあります。

 

中1ギャップ、高1ギャップともに取り返しがつかなくなってからでは取り返すモチベーションがなくなってしまうことが多いので、是非、中1の1年間、高1の1年間はより一層意識を高く、頑張って欲しいと思います。

 

今年の公立入試にラストスパートをかけつつ、次年度受験生への叱咤激励もスタートさせていきたいと思います。

 

次年度もよろしくお願いいたします。