塾長コラム

更新日時:2016年10月31日

早いもので10月も下旬となりました。毎年この時期にお伝えしているような気がするのですが、秋などの、段々と涼しくなる、寒くなっていく過程が少なくなり、急激に寒くなったりと季節の移り変わりの楽しさを楽しむ時間が少なくなってきている気がするのは小職だけでしょうか。

 

10月は3学期制の中学の中間テストがあり、今年はそれぞれの学校の日程が微妙にずれていたため、第1週からこの第4週まで毎日、テスト対策週間(月間?)になるという珍しい月でありました。

 

そんな遅めの学校の中間考査が終わると、今度は早めの学校の期末考査が始まります(笑)

 

定対を受講頂いている皆さんは、科目選択用紙の早めの提出をよろしくお願いします。

 

さて、最近嬉しいことが出てきています。

 

高3生の大半の皆さんにエンジンがかかり、志望大学の過去問を解いて、喜んだり、少し落胆したりと、気持ちが大きく揺らぐ時期ではありますが、とても熱心に取り組んでくれており、ほぼ毎日、学校帰りに通塾して、最後まで自習をしているという高3生も多くなってきました。

 

自習で顔を見せてくれていると、元気がなさそうだなとか、絶好調な雰囲気だなとか、少し悩みがありそうだなとかなど色々な様子をうかがい知ることができます。ただ、非常にナーバスになってくる時期でありますので、言葉には注意しながら、時には励ましたり、時には叱咤をしたりと第一志望大学合格に向け、メタル的なサポートができればと考えております。

 

この時期に、目の色が変わり、必死に取り組むことによって、まだまだ一発逆転がありますので、過去の模試が返却されてきて、E判定、D判定でショックを受けたりせずに、その時間を英単語1つ覚えたり、熟語を覚えたり、社会の用語を覚えたり、数学の問題を1問解いたりと前向きに使って欲しいと思います。

 

来月には公募推薦入試を受験する生徒も居り、緊張感と不安で一杯になってくるとは思いますが、今目の前にあるやるべきことを着実にやるということを意識して、日々追い込んで欲しいと思います。

 

高3生が必死で頑張っているのに触発されたのか、自分自身でも考えることができる中3生、小6生も自習に来たり、授業後に残ったりして、学習時間をしっかりと確保してくれています。

 

特に自習に頑張っている中3生などは、中1、中2の頃は少し勉強に苦労していた時期もありましたが、中2の3学期頃から、自分の行きたい進路を見つけ、本当に必死に頑張ってくれております。今回中間テストの結果も5科の平均点が90点に行くのではないかと思える点数を残してくれました。これはまさに日々の努力の結果です。テスト前だけの学習ではこの点数は取れません。

 

中2の時から比べると定期考査が2倍以上という生徒は中々お目にかかれません。頑張っている姿を本当に嬉しく思っております。

 

話は変わりますが、先日実施させて頂きました、現中2生からの大学入試の大改革である2020年問題のガイダンス(第1部)や第2部の高校入試説明会には多数の保護者の皆様にお越し頂き、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

 

特に第1部の2020年問題の大学入試改革は、共通一次試験がセンター試験に変わった時以上の大改革であり、日本の教育行政の抜本的な改革といっていい変化になります。

 

現状の「知識・技能を習得する(覚えれば得点できる)だけのテスト」から、『思考力・判断力・表現力を持たないと解答できない問題に変化する』と同時に、『主体性・多様性・協働性を兼ね備えた』確かな学力を養成するという大きな方向性の中、日々、様々なことが変化していっております。

 

今までのように、暗記だけに頼って解答できる問題ではなくなっていく方向性が完全に打ち出され、東京大学や京都大学、大阪大学などの難関国公立大学の2次試験では、それを体現している問題が既に出題されております。東の早稲田慶應MARCHや西の関関同立なども、間違いなくそういった「思考力を問う」問題を出題していくはずです。

 

大学入試の抜本的改革によって、高校入試や中学入試も大きく変わることが予想されますし、一部の大学入試で問題となっているAO入試や指定校推薦入試などの課題も大きく様変わりしていくことと思います。

 

そういった、確かな学力を担保して、これからの日本を、またワールドワイドに活躍していく若い人たちを育成していくことが、国力にもつながっていくものと思います。

 

少子高齢化や働く人口の激減、人口知能(AI)などによって、この10年、20年は否が応にも変わらなければならない時代に突入しています。

 

ある調査では、これから10年間で、今ある職業の65%が、ロボット(人工知能)にとって代わられ、職業変更を余儀なくされ、新しい職業が65%生み出されるという試算もあります。

 

そんな時代だからこそ、確かな学力養成に向けて、我々私塾ができることをささやかですが、真剣に考え、実践していく必要があると思っております。

 

また第2部では、高校入試説明会ということで、中3生の保護者の方はもちろん、中2,中1生の保護者の方にも多数お越し頂き、本当に有り難うございました。

 

私立高校の3校の学校さんからも学校紹介やご説明を頂き、普段、中々意識がいかない学校さんのお話もお聞きする機会となり、少しでも皆様の進路選択の一助になれれば有り難いと思っております。

 

また、今年度の高校入試も県立西宮北高校が1クラス(40名)定員減になるなど、更に厳しい入試になることが予想されます。中3生の皆さんは、気を引き締め、内申点を取る学習にプラスして、今までの総復習をし続けるなど実力養成に更に励んで欲しいと思います。