塾長コラム

更新日時:2017年01月20日

早いもので1月も半ばとなりました。つい先日まで、朝から夜までの12時間コースのウインタープログラムをやっていたのが随分と前に感じられる今日この頃です。

 

合格速報にも掲載いたしましたが、先週の土日には、中学入試の統一日、大学入試のセンター試験が行われ、アドバンスの中学受験生も無事、全員第一志望で合格することができ、安堵の気持ちで一杯です。

 

小6のご本人の頑張りはもちろんのこと、それを影に日なたに支えて頂いた保護者の方々、また手前みそにはなりますが、中学入試担当の副塾長を筆頭に、算数科主幹講師、理数担当、国社担当の講師陣が、全力で頑張ってくれた賜物だと思っております。

 

本当におめでとうございます。そして有難うございます。

 

中学入試は、高校入試、大学入試の3つの大きな入試の中で、一番難しいといわれる入試です。

 

もちろん、問題も難しいのですが、そういった難問に対応するのが小学校6年生であり、まだまだもちろん子供ですから、気分のむらや学習意欲なども含め、メンタル面での支えが非常に重要になる入試です。

 

保護者の方が十二分にリーディング頂くことによって、その成果が決まると言われる入試です。

 

塾への送迎、答え合わせ、過去問のチェック、お弁当作り、プレッシャーをかけすぎない叱咤激励など、本当に中学受験の保護者の方々の役割は大きいと感服いたします。

 

ウイプロが終わってからというもの、小6生たちも、落ち着かないのか、自習に来て、緊張と不安が交錯するような様子で頑張っている姿を見て、受験の神様に「合格」を授けて欲しいと思わざるを得ませんでした。

 

本当に合格おめでとうございます。

 

ただ、これがゴールではいけません。この合格がスタートになるわけですから、少し落ち着いたら、また今までの学習ペースを崩さないように先取り学習をできる限り進めておくことが、授業スピードの速い私立中学の学校生活を有意義に送る大きなアドバンテージになるはずですので、頑張って欲しいと思います。

 

もう一つの大きな入試であるセンター試験。2020年度の改訂で大きく変わると言われている大学入試ですが、こと今年に限っては、例年を踏襲といいますか、難易度は若干変わった科目もありますが、ほぼ同形式で、何か目新しい新形式があるかなと恐る恐る考えていた我々にとって若干、肩透かしのような出題傾向でした。

 

英語科の小職も、センター当日のセンター速報で問題がアップされるやいなや、問題を解いてみましたが、英語に関しては、昨年より非常に解きやすく、オーソドックスでしっかりと覚えることを覚えられている生徒にとっては、易しく感じたのではないでしょうか。

 

ただ、フィーリングに頼った解法をしている生徒にとっては、ひっかけにまんまと騙されたり、第6問でも点を落としたりしているような傾向があるのではと感じています。

 

センター試験は、対策をしっかりと行うと、満点を取ることはそう難しくない試験ですので、点数が取れていないのは、その対策が不十分で時間配分がうまくいかず、タイムアップになってしまうのではと思います。(確かに量は大変多いので、どれだけ速く読むことができるかのトレーニングです)

 

また、私立大学志望者に多いのですが、私立大学の出題傾向とセンター試験の傾向が違う場合に、センターを軽視し、あまり対策しないというケースがあります。

 

もちろん、メインは私立大学の一般入試ですので、志望大学の私立大学の出題傾向を一番に慣れることは当然なのですが、センター試験も時間をやりくりし、対策を行うことで、例えば、滑り止め校をセンター方式(一般にC方式などと名付けられているものです)のみで、受験すれば、各私立大学の個別学力試験を受験せずに、時間と費用の節約ができるという大きなメリットがあります。

 

小職の時代の大学入試とは大きく異なり、日程面でも、入試日が1日だけではなく、同じ大学の同じ学部でも最低3~4回程度、多い場合は、6~7回、入試日が設定されている場合も今は普通ですから、第一志望の大学の受験回数は多くなり、日程面でも非常に窮屈になりがちです。

 

さらに、大学入試は1日受験すると、肉体的疲労よりも精神的疲労が大きいため、あまりに連続で受験し過ぎると、風邪を引いたりして連続する入試の途中で倒れてしまう場合も多くあります。

 

そういった入試スケジュールを、しっかりと個別の高3生と打ち合わせをし、適切なアドバイスを行うことが我々の現在の大きな役割です。

 

毎年のように大学入試制度は変わり、高得点重視方式、他学部併願、同一学部内併願、センタープラス方式など、各大学ごとに様々な方式があるわけなので、これを活用しつつ、合格の可能性を最大限見つけていくことが求められます。

 

そういったテクニック論も大切な要素の一つですが、忘れてはならないことは、ただ一つ。

 

最後まで諦めずに、実力をつけ続けることです。

 

一朝一夕に身につかないのが学力ですが、安心すると急降下するのも学力です。

 

そういった実力をつける学習を、合格発表で合格通知書を目にするまでは、何があっても持ち続けなければなりません。

 

根拠のない自信や安心を捨て去り、1つの入試が終わっても安心せず、前向きに実力をつける学習を怠らない高3生が最後は栄冠を手にします。

 

これから大学入試も本番です。さらに私立高校入試、公立推薦、特色選抜、一般入試と3月末まで気が抜けませんが、最後の最後まで伴走していきます。一緒に頑張っていきましょう。