塾長コラム

更新日時:2017年03月23日

早いもので今年度も終わりに近づき、今年1年を振り返り、反省をすることも多くあります。

 

教育とは本当に奥深いもので、一人の成功したパターンを、別のもう一人の生徒に同じように行ったとしても結果は必ずしも一致しないということが往々にして出てきます。

 

それぞれの生徒の性格や育ってきた環境、それぞれの習熟度、個性などありとあらゆることが異なるわけですから、当たり前と言えば当たり前のことなのですが、ついつい我々も成功パターンに気をとられてしまうことがあります。

 

もちろん、個と個を尊重しているつもりではありますが、過信をしているつもりはなくとも、盲点のある教育になってしまっているのではないかと自問自答を繰り返しながら16年目となっております。

 

教え育てる、指さして導く、100人居れば100人とも違うわけですから、さらに個への対応が必要になるわけです。

 

先月のコラムでも少しお伝えしましたが、アドバンスは創立当初は家庭教師派遣からスタートしています。ただ、家庭教師派遣でしたが、塾のような土曜補習を1年目から始め、3年目には、塾に進出して、6年目には本格的に塾のみに特化して、今に至っております。

 

理想の塾を作るべく、毎年のように制度やシステムを変更し、その当時の保護者の皆様にはご迷惑をおかけしたことと思いますが、試行錯誤を行いながら、より良いものを作ろうとしていた時期でした。

 

何事も、長く同じ事をやっていると制度疲労が生まれ、慣れにつながってしまうことから、できる限りそれをなくしていこうという努力を続けていく必要があります。

 

今年度も良かったこと、悪かったこと、改善すべきことを明確にして、次の年に向かいたいと考えております。

 

阪神西宮本校の6年目くらいでしたか、塾を始めた当初は、クラス授業を中心にしていたため、各学年の生徒が1名や2名なんていうクラスがありました。

 

そういった時に来られた体験授業の保護者の方に、「○年生は2名しかいないんですか。少ないんですね」と言われた時の悔しい思いを胸に、なんとか皆さんに喜んでもらい、また気に入って頂ける塾を作ろうという思いで今日の1対4対話演習型個別指導にいきついております。

 

そこで、この1対4対話演習型個別指導について、少しお話をさせて頂ければと思います。

 

もともとは、もっと問題演習量を多く取れる指導方式はできないものかと試行錯誤の結果、生まれたのが、現在の1対4対話演習型個別指導の前身である「ハイブリッド1対4」です。

 

こちらの指導体制は、今の形にかなり近いのですが、現在のように知識の定着のために行っている「ラーニングチェック(対話)」などがなく、また演習も体系だってのカリキュラムはあまり存在していない状況でしたので、それぞれの生徒に合わせたカリキュラムを毎日見直していこうということで、副塾長が司令塔になって、毎日、各生徒、各科目の進度確認、進度調整を行う形に変更していきました。

 

そのような中、問題演習はかなりの量が取れるが、知識の定着(インプット)の部分が、ラーニングという解説プリントだけでは中々対応できないお子さんもいらっしゃるので、映像教材を導入し、知識の定着(インプット)の部分が少し弱点の方には、補完的に映像教材も活用するようになり、一気に指導形式が改良されていきました。

 

それに伴い、チューターと呼ばれる得点入力をしてくれ、プリント出力をしてくれる先生まで採点フォローに入ったり、採点が重複した場合に、他のグループの講師(トレーナーと呼んでおります)が採点フォローに入るなど、全員の講師が連携しあい、時には巡回して、一人一人の生徒をみていくというスタイルが完成していきました。

 

チューターが採点フォローに入ること、他のグループの講師も採点フォローに入ること、映像教材をうまく活用することという方針のもとで、チューター1名の人数も合わせた上で、1対4の比率を遵守してきております。

 

もちろん、個別のブースではなく、オープンスペースでの対話演習型個別指導ですので、全講師が自分の島はもちろん、他の島の様子を確認したり、小職や副塾長、准専任講師など、授業を担当していない講師が授業内を巡回しておりますので、その辺りはご安心頂ければと思います。

 

さらにこの対話演習型個別指導を改良していくため、今年度取り組んでいきたいと思います。

 

また、上甲子園校を開校し、およそ1年半程度経過しております。

 

まだまだ地域住民の皆様に、知れ渡っているという状況ではありませんので、チラシ、ポスティング、SNS、ウェブサイトなどできる限りの媒体を使って「あそこに塾があるよ」と知って頂くための努力をしていかなくてはなりません。

 

ただ、おかげさまで、上甲子園校にも順調に新しい方をお迎えでき、体験授業なども一気に5名など受講頂いたり、大変有り難く思っております。

 

もちろん、保護者のニーズや生徒のニーズを敏感にとらえ、そのニーズにお応えしていくのがわれわれの仕事ですので、これからも講師・社員一丸となって頑張っていきたいと考えております。

 

今後ともアドバンスの指導にご期待頂き、安心してお子様を預けられる存在となっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。