塾長コラム

更新日時:2018年04月24日

新年度も始まり、あっという間に4月も後半戦です。

 

今年は、阪神西宮本校を改装し、16年間のクロスの汚れを一掃するとともに笑、LED電灯に切り替え省エネにも多少なりとも寄与しようとしております。

 

それも、授業がスーパーハイブリッド(SHB)からアクティブハイブリッド(AHB)方式へのバージョンアップのためです。

 

2020年の大学入試改革(センター試験廃止、英語4技能への対応)に伴い、主体性・多様性・協働性が求められる新学習指導要領に変わり、文科省が求める人材の定義も変わりつつあります。

 

今までのように知識、技能だけを習得するのではなく(当然、知識・技能の積み上げは大切なことで、これがなくなるという意味ではありません)、知識・技能をもとに、思考力、判断力、表現力を伴った人材を育成し、さらに、主体性、多様性、協働性を育むという大きな指針となります。

 

主体性、多様性、協働性というと少し抽象的でわかりにくい面がありますが、現在、われわれが立ち向かっている社会において、人と交わらないで仕事ができるといったことはほぼ皆無だと思います。これから先は、日本も含め、先進国では人口が逓減されていくわけですから、我々日本で日本人のためだけに仕事ができる場をいうのは当然限られてきます。

 

しかも我々が想像している以上に人口知能(AI)が進み、現在の職業の半分以上がAIに取って変わられるという研究者の発表もあります。

 

そのような中、大手企業の昨年の採用状況、3月の人事異動、組織改編などを見ておりますと、完全に人口知能対応バージョンと申しますか、AIを前提にした組織改編、人事異動が行われているのに少々驚きを感じました。

 

そういった中で、我々ができる改革を足元からしっかりとやっていこうと昨年半年以上かけて、アクティブハイブリッドの設計、英語LEX、英語LEXジュニアの設計、パズル道場の開講なども含め、準備をして参りました。

 

アクティブハイブリッドもおよそ1ヶ月が過ぎようとしておりますが、小学生の順応性に驚くとともに、高校生の「わかりやすい」、「現代文がとてもよくわかって、学校のテストが余裕になった」などという声を聞くと、忙殺された時期が吹っ飛ぶ思いです。

 

またICT環境もしっかりと整える必要もあり、NTTさんともいろいろご相談の上、万全な形で対応を行ったつもりでしたが、平常初日の4月10日は思わぬ落とし穴にはまってしまい、20時台になった途端、インターネットが遅延してしまうという事態が発生し、授業が中断してしまう事態を発生してしまったこと、お詫びいたします。

 

翌日にNTTの方と相談し、暫定の対応を行い、翌日11日以降は全く問題がなかったのですが、今後のことも踏まえ、現在、更なる環境整備を行っております。

 

AHBでは、「プラス1」というわからないことの質問や取り戻し、先取りを行う時間を追加料金無しで設けており、10日の20時台の分はプラス1で取戻しを行うこととさせて頂きました。

 

また、新規開講講座で大変人気なのが、「英語LEX」です。4技能(読む・書く・聞く・話す)のニーズは高いと思っておりましたが、非常に受講率も高く、今日時点では2回の授業を行って、4技能を磨いてくれていました。

 

特に「聞く」・「話す」では、実際外国人の講師の先生と顔を合わせて、日常会話を行い、コミュニケーションを取り、そして英語検定テキストのリスニング対策、スピーキング力を向上させていくことができるということもあって、生徒一人一人が一生懸命「話している」のを見ると、英語科として、非常に嬉しく、こういった力をもっともっと伸ばしていってあげる環境作りを更に行っていきたいと感じることができました。

 

また、英語LEXジュニアは、クラス授業で実施しており、本校、上甲子園校とも小職が担当させて頂いており、小5、小6とも小学英語の楽しさを、自分も含め楽しみながら授業をしています。

 

別稿でも書かせて頂きましたが、小学英語の教科化は2020年に必ず参ります。

 

そして、この小学英語は、中学校の英語が小学校におりてきたというレベルの話ではなく、担当している小職からしますと、全くの別物といってもいい授業になっております。

 

中学英語では文法解説なども行いますが、小学英語では文法解説がほぼなく、例文をそのまま音を聞き、口に出すというリピートを行います。

 

小6の2回目の授業で出てきた例文は長さ的には中2、内容的には中1後半で行うものですが、小6の4月の2回目の授業でいきなり例文を聞く、話すを繰り返します。

 

面白いもので、最初は聞き取れず、話すこともできないのですが、何度も繰り返すことによって、それらしく言えたり、答えることができるようになります。

 

もちろん英語は言語ですから、音と音がつながって発音されるリエゾンということが起きますが、小学生はそんなことを気にせず、ネイティブの先生の音を真似て発音するので、自然にリエゾンができています。

 

それをJapanese-Englishで発音してしまいますと、そのまま覚えてしまいますので、ネイティブの音をしっかりと聞き、話すことが4技能のうちの2技能習得には一番最適だと感じます。

 

そんな新しい環境と面白いチャレンジに心躍らせておりますが、少し前年の受験の疲れをGWで癒して、また元気一杯、GW明けから頑張っていきたいと思います。

 

今年度もよろしくお願いいたします。