教務便り

更新日時:2014年10月09日

ご無沙汰しております。安田です。段々と涼しくなると共に、クールビズの期間も終了し、ネクタイと共にある生活が始まるかと思うと、慢性的な肩凝りを持っている私としては、少し残念に思う今日この頃です。半年頑張ります。笑

 さて、今回の教務便りでは、勉強の習慣について考えてみたいと思います。
 現在まで、小学1年生~高3・既卒生まで様々な学年を教えてきている中で、勉強の習慣はいつ身につくのかと考えてみますと、やはり小学校のときなのではないかと思います。
 また、一番素直に先生や大人の言うことを聞いてくれる学年も小学生であるように思います。

 その他の学年が聞いてくれないわけではありませんが、中学生にもなると自我が確立されてきて
「口出しされたくない」
「自分のやり方でやりたい」
という欲求が強まるように思います。もちろん、そういった感情の芽生えは、成長の証ですので良いことでもあるのですが、往々にしてそういった言葉を口にする生徒の成績は芳しくないことが多いのも事実ではあります。
 また、成績が良い生徒、伸びやすい生徒ほど、アドバイスには耳を傾け、それをすぐに実践する傾向が強く、貪欲な姿勢を見せてくれるようにも思います。
 しかし、このように反抗期を迎える年頃の生徒でも、耳を傾けてくれることが多くなるのが、中3生、高3生の受験期です。
 今までの2年間はどうしたんだというくらい、棘がなくなり、素直になる生徒の多いこと・・・。笑
 もちろん、素直に聞いてもらえないと折角のアドバイスも無になるので、聞いてもらえることは嬉しいのですが。笑
 しかし、受験期になり素直になったからといって改善が難しいのが勉強の習慣なのです。
 例えば、宿題のやり方、テスト勉強の仕方、単語ひとつにとっても覚え方など、1から教えていかないとできないケースも多々あります。
 それは高3生であってもです。むしろ、学年が上がるほど、その傾向は強くなるようにも思います。
 なぜ、そんなことが起こるのかと考えたところ、その手を抜いた勉強でも何とかなってきたという誤った成功体験があるからに他ならないと思います。
 今までもこんな感じでなんとかなってきたから、いくら受験だといっても、なんとかなるだろうという、根拠の無い自信を持つ生徒もいるのかもしれません。
 もちろん、怒られるのはわかってると思うので、そんなことは生徒は言いませんが、勉強の仕方を見ているとそれが読み取れます。
 そう考えていくと、やはり大切なのは小学校時代の習慣の付け方なのだろうと結論づくのです。
 中学3年間でも、十分修正していくことができる生徒もいます。ただ、中学生は部活もあり、中間テスト、期末テストとテストに追われるので、じっくりと学習の習慣を修正する時間を取るのは、本人がその気にならないとなかなか難しいように思えます。
 しかし、小学生のうちであれば、習い事が多い生徒もいるにはいますが、学校のテストに追われるということがない分、じっくり腰を落ち着けて勉強したり、修正していくことができると思います。
 とはいえ、小学生も高学年になるにつれ巧妙になってきますので、
「答えを写して、丸をつける」
「計算はほかの紙でやったと言いながら、実は答えを写していた」
「やったけど、持ってくるのを忘れた」
など、いろんな言い訳をしてくれます。笑
 怪しいなと思ったら、その場で解きなおさせたり、取りに帰るように言ったりとあの手この手と、それが通用しないことを体感してもらっています。
 また、暗記の仕方も、この時期に培われるように思います。
雑にしてしまう生徒は単に眺めているだけであることもありますし、少し要領が悪い生徒であれば、同じことを何度も書くだけだったり、わかってることまでも書き写したりと時間を余計に使ってしまうケースも見られます。
 そういったことを1つずつ正していくことで、中学や高校に入ったときに「あ、こんなことしてたら怒られたな」「こうした方がやりやすかったな」ということに繋がっていくのではないかと考えています。
 三つ子の魂百までとは良く言ったもので、いったん習慣づいてしまったり、それがダメなことと知りつつも、見逃されてきてしまうと、なかなか修正が効きにくいようです。
 中高生と学年が上がるにしたがって必要になってくるのは、周りの人間の助けではなく、自分自身の意識面だと感じます。自分が本当に必要だと思わない限り、腰を上げてくれることはかなり少ないように思います。
 重くなってしまった腰をあげてもらうために、なぜ、それが生徒本人にとって必要なのか、それをするとより良くなるよとアドバイスをし、実践してもらい成功体験を積んでもらえるようにと、これからも指導していきたいと思います。

 過ぎ去った過去は取り戻せませんが、これからの未来は、自分次第で変えていけるはずです。
是非、自分の理想とする未来を明確にして、それに向けて努力していきましょう。