教務便り

更新日時:2013年06月10日

入梅したというものの、雨よりも晴れの日が多く、過ごしやすい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。安田です。
 つい先日、中間テストが終わったところなのに、もう期末テストがあるという状況です。特に、中2生はトライやるウィークもあり、授業はほとんど進んでいないとのこと。
 いったい、何のためのテストなのかと思うくらいです。
 ただ、範囲は短くなりますので、中間テストがあった中学はその復習もしっかりと行いながら、期末テストへ備えていってもらいたいと思います。また、中間がなかった中学は今回のテストの成績が、1学期の成績に直結しますので、特に中3生は気合を入れて臨んでもらいたいと思います。
 さて、今回の教務便りでは、サマプロでの長時間の勉強を乗り切るため「勉強を楽しむコツ」について書かせて頂きます。
 今回の中内講師の自己紹介文や、1分間スピーチでも各講師が話していましたが、勉強は楽しみながらできるとより一層力が伸びやすくなります。
 好きな科目がどんどん成績を伸ばしていけるのは、そういうところに理由があります。
 それでは、その楽しみ方として、いくつか例を挙げたいと思います。
①仮想のライバルを作る。
 もちろん、仮想でなくても構わないのですが、ライバルの存在は重要です。そんなギスギスした関係を持つという意味ではなく、「あの人には勝ちたい」「あの人に追いつきたい」という気持ちを持って臨んでもらいたいと思います。
 例えば、単語テストやOneトレの進度など、どんなことでも構いませんので、人と競い合う気持ちを持って勉強してみましょう。

②時間との勝負
 のんびり、ゆったり勉強していていつの間にか時間がなくなってきた、テスト中時間がなくなって焦って解いたなんて経験はありませんか。
 同じ内容量を、時間を短縮して勉強するには、訓練が必要です。時間を短縮した分、中身も薄くなるのではまったく意味がありません。
 そこで、自分の中で、問題量、難易度に応じて時間を決めし、その時間内にし終えるように頑張ります。自分との勝負と言ってもいいかもしれません。
 例えば、私の場合国語の大学入試問題を解く際には、関関同立であれば、受験時間の半分の時間で正答率8割、産近甲龍であれば、20分以内で正答率9割、それ以外の大学だと15分以内で満点を目指すという時間設定と目標を設けています。
 負荷の度合いは、各人の設定に任せますが、楽な負荷だと達成感は得にくいと思いますので、要注意です。負荷を強めることで、集中力もつき、より達成感も得られます。
③スモールステップでの達成感。
 Oneトレの仕組みがまさにそれなのですが、短いタームでの達成感を得ながら勉強していくことが必要です。そして、この短いタームでの積み重ねが、必ず大きな成果に繋がると信じて勉強しましょう。
 例えば、漢字を100個覚えないといけない場合、いきなり100個の漢字を全て覚えるのではなく、10個を完璧にするのを10回積み重ねるというやり方です。
 100個となると大変に思いますが、10個だと早ければ5分、10分で終わります。
 それを10回繰り返せば、100個分は覚えられますので、2時間もかからないくらいでできます。
 多くの事柄を一気に覚えようとして、自分のキャパシティを大きく超えた場合、負担感だけが増大し、楽しさを見出せないという結果に繋がりかねません。
 スモールステップで1つ1つのことをきっちりと片付けていくことで、必ず達成感は生まれてきます。
 そこで、最後のコツ
④計画を細分化する
 今日は国語やろう。時間が空いたから英語やろう。というのでは、達成感は味わいにくくなり、また進んでいる度合いも感じにくいものになります。
 また、スモールステップで進めた結果、終わらなければ意味がありませんので、1週間時間があるなら、2日間は予備日や演習時間としてのけておいて、残りの5日間ですべきことを割り振ります。そして、1日に中に1教科、2教科などの少ない教科ではなく、できれば全教科散りばめた計画を作ってもらいたいと思います。
 1・2教科などに絞ると、飽きや疲れを感じやすく、また他の教科は手付かずということもあり得ます。
 しかし、教科を散りばめておくことで、気分転換にもなり、また全部を少しずつ進めていくことができるので、精神的余裕も持ちながら勉強を進めていくことができます。
 そして、計画を作ってきちんと実行できたときには、自分を誉めてやることも忘れないでください。
 自分のしたことをきちんと評価できるのは、自分しかいないと思いますので、手を抜かず、計画を実行でき、内容も充実した時は、手放しで自分を誉めてもいいと思います。
 もちろん、それで次から手を抜いてもいいというわけではなく、それができたのだから、次のハードルを上げて臨もうというモチベーションにつなげていってください。
 以上のように、何かと競争したり、設定を決めてそれを乗り越えたり、細分化したりなど、様々な工夫を凝らして、自分のモチベーションを上げていくこと、そしてそれを楽しみながら続けていくこと。それが成績向上の一助になることは間違いありません。皆さんも是非、一度試してみてはどうでしょうか