教科書改訂に伴う、アドバンスの挑戦

更新日時:2011年12月05日

前月号、今月号と2回に亘り、来年度からの中学生の教科書改訂についての特集を組ませて頂きました。
 アドバンスも2012年1月をもちまして、10周年を迎えさせて頂くのですが、10年前と言えば、土曜日が休みになったり、教科書が薄くなったりと本格的な「ゆとり教育」のスタートの年でもありました。
 そして、10周年を迎えるにあたって、今度は「脱ゆとり」路線への転換になるということに対して、奇遇な縁を感じております。
 アドバンスでは、ゆとり時代においても、学力を落としてはいけないという考え方から、徹底した学習時間を確保する「土曜補習」を10年前からスタートさせておりました。
 その後も、何としてもアドバンスの近隣地域のご縁があった生徒さんの将来の可能性を拡げていきたい、学力をつけることによってその可能性を広げたいと思いこの10年間突き進んで参りました。
 綿密な学習体制を可能にし、圧倒的な問題演習量を可能にさせた「ハイブリッド1対4(現在のSHB)」や、トップレベル生徒の養成を行う「トップレベル少人数制指導(現在のトップレベル選抜)」、定期テスト点数の底上げを図る「定期テスト対策講座」、苦手な生徒を得意にさせる「教科書英語、教科書数学」、また映像教材もいち早く採り入れ、モチベート、ベリタスなども導入し、学習環境を整えるなど様々な学習施策を打ってきたつもりであります。
 そのような中で、西宮学区においても総合選抜制度から複数志願選抜制度へ移行し、再来年(現中1生)をメドに5学区制への移行が予定されています。ゆくゆくは全学区になっていくことでしょう。
 世の中の流れとして、「脱ゆとり」は止められない事実になってきています。
 アドバンスも10年を迎える節目に、今までのものを更に深化させ、スクラップアンドビルドを実施し、ご縁があってお預かりさせて頂いた生徒の学力を伸ばし、将来の可能性を増やし、保護者のニーズも満たし、地域社会へ貢献したいと考えております。
 そういった考えのもとで、このウインタープログラムでは、次年度の試金石となる新しい講座をスタートさせたいと考えています。
 
① 高校部の更なる発展
 難関大学への現役合格を目指し、高1年次から志望大学を見据えたカリキュラムを編成し、学習体制を確立させていきます。

●ベリタスハイブリッド(VHB)
 ベリタスを導入して2年が経ちますが、生徒の自発的学習を促すため、なるべく生徒に任せる方式を採っていました。しかし、学校生活、部活などで忙しい生徒にとって「決められた形」がないと中々進まないという反省もあり、この冬休みからは、ベリタスハイブリッドとして改定し、講師が絶えず在席する環境の下、ベリタス視聴→問題演習→講師が採点・指導→間違えた問題の解説講義→小テストという一連の流れを作り、「映像教材+個別指導」を一体化させた形とします。

②「学ぶ形はイロイロ」
 紙と鉛筆だけが学ぶ手段ではなくなってきています。便利なツールや道具をうまく使いこなしていくこともこれからの未来には必要なことです。とかく単調になりがちなことやロスが多い学習方法に一石を投じるのが次の形です。

●PIO with iPad
 iPadを活用して、単調になりがちな単純記憶などの学習スタイルを、生徒が興味を持って取り組めるようになると思っています。
 最新のタブレットには素晴らしい機能がついており、アプリも非常に良い物が出回っております。そういったものをアドバンスなりに工夫をして、活用していきたいと考えています。

●電子ホワイトボード
 既にサマプロでも一部試行し、現在も一部の授業で使用している電子ホワイトボード。これの一番の特徴は、時間の短縮です。よくよく考えてみると、講師がホワイトボードに書く時間、生徒がそれを写す時間などは、ロスの固まりです。
 もしそれが元々手元にあるとしたら?生徒は「理解すること」に全神経を注ぐことができるかもしれません。講師も事前の準備は多少必要ですが、一度この電子ホワイトボードに慣れてしまうとその速さ、授業の進み具合の差は歴然です。今後、この電子ホワイトボードとiPadをうまく連携させられないかというのもこれからの課題です。

③ MIX型指導 
 教科書改訂により、理科、社会の比重が高くなります。内申も定期テストも同じ比重なのにどうしても英数を重視する傾向がありましたが、教科書が厚くなる、来年度からは、旧態依然のままでは、入試に対応できなくなる可能性があります。
 そこで通塾負担を極力かけずに、MIX型で英数理社(国)などを指導できる学習体制を確立します。

⑤ 更なる環境整備へ
 中学生のSHBブース、高校生のVHBブースなどお互いが気を遣うことのないようにブースを分けることを検討しています。
 料金体系も無駄な手順を省き、極力ローコストにできる形を検討しています。また、ローコストにする反面、完全な定員制を引くことも検討しています。やる気のある生徒を受け入れて、更に学力、学習意欲向上に全力を注ぐため、定員を厳密にしていくつもりです。
 すべてを次年度から実施できるかはわかりませんが、更なる工夫を重ねていきたいと考えております。何かご意見などがございましたら、お知らせ頂ければ幸いです。