河野先生より

更新日時:2012年02月06日

アドバンス10周年おめでとうございます。2010年10月より在籍させていただいております河野康彰と申します。
 アドバンス10周年記念冊子に寄せて、私が高校時代に実際に行っていた英語の勉強方法を紹介させていただこうと思います。
 英語は国語と同様に言語科目の一つです。しかし、国語と違うのは試験にリスニングやライティング(英作文)、場合によってはスピーキングが課されるということです。その英語に対し私が行っていた勉強法というのは主には5つあり、現在でも続けているものばかりです。
 1つ目は「オーバーラッピング」です。これはスクリプト(原稿)を見ながらCDの音声に合わせて読む方法です。これにより文章を切るタイミング、つまり意味のまとまりごとに読む力がついてきます。
 2つ目は「シャドーイング」です。先ほどのオーバーラッピングより難易度は上がります。これは、何も見ずにCDの音声の後について聞こえた通りに発音していく練習です。ご察しの通りリスニング力の向上が図れます。ポイントは聞こえた通りに発音するということです。 
 3つ目は「TVのニュースを英語音声で見る」ということです。NHKなどのニュースには副音声で英語音声が放送されています。TVのニュースなので字幕は日本語で出ているため何を言っているかさっぱりわからないということはありません。しかし、いきなりニュースをというのは難しいと思うので中でも天気予報の部分を英語音声で見てみてください。
 天気なので画面に出てくるマークを見ればわかりますし、中学生でも十分理解できる単語が出てきます。そこで知っている単語が聞き取れたら非常に楽しくなってきます。また中高生のリスニング問題に天気予報の聞き取りが出てくることがありますがその対策にもなります。
 4つ目は「身近なものを英語で言ってみる」ことです。初めは家の中にあるものを英語で何と言うかを考えて言ってみてください。わからなければ辞書を引く癖をつけてください。慣れてきたら一日の出来事などを英語で言ってみるといいと思います。これはもちろん英会話に役に立ちますが英会話は瞬間英作文といわれており英作文の力がつきます。
 5つ目は「速読」です。ただ単に速く読むというのではなく、意味の句切れに注意して読む練習をしてみてください。1つ目に紹介したオーバーラッピングと併用すると効果が出ると思います。この速読には様々な方法やコツがありますが、まずは易しい文章を意味がわかる最大の速さで読み、筆者の言いたいことを短い文章にまとめる練習をしたらよいと思います。
 以上、私なりに行っている勉強法を5つ紹介させていただきました。英語には主にリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの力があるといわれますがこの4つをバラバラに練習するのではなくすべての力を練習することがコツだと思います。また、紹介させていただいた方法はそれが可能な方法である
と感じながら日々行っています。
 まだまだ私も英語においては未熟者であり、多くの練習を必要としている学習者の一人です。私も生徒に負けないように頑張りたいと思います。ゲームやスポーツでうまくなりたかったら何回もやってコツをつかもうとすると思いますが、英語も同じで自分にあった勉強方法やコツを見つけるのが上達する秘訣だと思います。それは、英語だけに限らず何事にも共通していることだと感じます。そのヒントになればと思い、私なりの方法を今回紹介させていただきました。
 英語をかたい勉強として捉えずコミュニケーションツールの一つとして考えてもらえたらと思います。また、私もそう考えています。そして、生徒の皆さんには是非英語に対しアレルギーを持たないで学習を続けていってもらいたいと願っています。
 最後になりましたが稚拙な文章ではありますが、これからのアドバンスのますますのご発展を祈念し、お祝いの寄稿に代えさせていただきます。