自ら考える力を伸ばす

更新日時:2019年02月25日

先日の保護者会でもお話しさせて頂きましたが、少し補足も行い、ご参加いただけなかった方にも、お伝えできればと思います。

 

アドバンスは、2002年に家庭教師の派遣センターとして創立致しました。1期生の中3生が、土曜補習に西は姫路、東は堺から電車に乗って通塾していました。

 

それから、その生徒たちが高校生になり、授業ができるようにと少人数制指導を始め、さらに1対1の個別指導を開講。

 

また、トップレベル選抜もこれらの少し後に開講し、須磨学園、市立西宮、市立西宮東など、多くの難関校に合格者を輩出してまいりました。

 

1つの大きな転機となったのは、1対4のスーパーハイブリッドを開講したころからでした。

 

それまでのマンツーマンにしろ、少人数制指導にしろ「教え込む」のがメインとなる授業でした。

 

教え込むことはもちろん悪ではありませんが、講師が教えること範囲に限りがあること(時間的にも、内容的にも)また、講師の指導の質に依るところが多くなる点、インプットはできても、アウトプットの時間が足りない点など、問題点がありました。

 

また、教え込むことが生徒たちの「考える力」を奪ってしまうのではないかと考えるようになりました。教えるのは簡単です。しかし、教えてばかりいると、生徒たちは「教えてもらうのが当たり前」と待ちの姿勢になりがちなのです。そうなると、自分で調べればすぐわかるような単語の意味までも、講師に聞くようになってしまいます。

 

それは、自身の勉強としては良くないのではないかと考え、始めたのが「教え込まない指導」の先駆けである、1対4のスーパーハイブリッドでした。

 

「教え込まない指導」ということで、考えることへの慣れはできたように思える半面、今度はインプット不足であったり、苦手単元や特に高校生の新出事項に関しては、なかなかプリントでは対応しきれないという点が問題となってきました。

 

そこで、インプット(知識習得)とアウトプット(問題演習)の両立を図れないかと考え、半年以上費やしてたどり着いたのが、現在のアクティブハイブリッドでした。

 

このご時世、映像教材は数多く存在します。また、その質や、レベルも非常にさまざまあります。

 

アドバンスで採用の基準として考えていたことは、簡単すぎないことと、演習問題とのリンクです。

 

映像単体のものであれば、その数は限りなくありますが、結局インプットだけでは意味がありません。やはり、アウトプットとどう繋げるのかが大切なポイントとなります。

 

その中で、いくつか候補が絞られていき、現在の佐鳴予備校が作成している「@will」に辿り着きました。

 

しかし、映像授業には不安もありました。それは「小中学生が、使いこなすことができるのか」という点です。そこで、実際に校舎見学に、伺わせて頂き、小学生・中学生の生徒が自主的に学んでいる姿を目の当たりにして、導入を決めました。

 

小中高の全学年が同じ体系の授業ができるので、学年によるギャップも生まれにくく、今までの無学年制での学習進行も可能にできると。

 

そして、そこに講師がしっかりと管理を行い、生徒1人1人の問題点を解消することができれば、生徒の成績向上に寄与できると考えました。

 

さらに生徒1人1人が、自主性を持ち、学習に臨むことができること。また、インプットとアウトプットの両立も図れることと、どんどんと先取りも進めていくことができるということも、大きなメリットであると感じています。

 

「自ら考える」ということは、単に教えられるのを待つだけよりもずっと多くのことを学習できる機会に恵まれると考えています。

 

そして、そのサポートを講師陣が行うことで、より強化できていくと思います。

 

約1年が経ちましたが、生徒たちは以前に比べ「学校がここだから、この単元を進めたい」「ペースを上げて進めていいですか」など、生徒自身が自らの学習進度に意識を向け、また、学校の授業進度をしっかりと把握している生徒が多くなったのも大きな進歩といえると思います。

 

生徒自身で勉強の中身を考えることは、質の向上にもつながりますし、また自分で決めたことは、与えられるよりも達成への意欲も高まると考えています。

 

次年度からは、高校生対象のサキサポや、小中学生対象のトップレベル選抜、中学生対象のキャッチアップサポートをはじめ、さまざまな改訂を行い、お預かりしているお子様の成績向上や、目標達成に向けた努力を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。